Cat bon bon chocolat 製作風景
こんにちは!
今回は今月発売予定の新作チョコレートの製作過程をご紹介。
Philly chocolateは、チョコレートから受け取るインスピレーションを元に、見たことのない「こころときめくチョコレート」を作りたいと思っています。
チョコレートには、他のお菓子にはない独特な魅力やストーリーを感じます。
そんな個性を活かしながら、美しく、新しいチョコレートを作っていけたらと、
そしてそれを楽しんでいただいたり、贈り物として使っていただけたら嬉しいなと思いながら作っています。
①簡単なイメージラフ
猫のチョコレートって意外と見ないけど、あったら、、、可愛いよね!
という(猫を3匹飼う超猫好きスタッフとの)話で始まった今回のチョコレート作り。
②元となる原型ワックス
イメージラフや大きさ、ポイントをお伝えして、信頼している彫金師の方に立体におこしてもらいます。
今回は猫=可愛い、ではなく、ミステリアスでピリッとした雰囲気を表現。
整いすぎず、アンティークの型のようなどこか無愛想な表情にしてもらいました。
③ワックス修正後の金型
何度も修正を繰り返し、ワックスから金属型へ。
④金属型を使い、テストモールド作り
真空成形時、型が抜けなかったり、細部の彫刻が上手く再現できなかったりします。空気の抜け道を考えながら彫刻の修正をしていきます。
⑤修正
1mm鼻の始まる位置を変えたり、シワをふやしたり減らしたり、
黒目を大きくしたり線にしたり離したり。
表情や質感も大事ですが、あとは食べやすい形にしたり、型を作る際の真空成形で上手く抜ける凹凸を探求します。
⑥猫たちは何度も私たちと彫金師さんの間を往復し、少しづつ理想の形になっていきました。
こちらはボックスのデザイン過程。
今回チョコの型はアンティークのような無愛想な「味」を出したかったので、
デザインもあえて最後は手描きでラフに仕上げました。
(画像は上から、ラフ→イラレデータ→手描きイラスト)
こんな感じで簡単ではありますが、製作過程をご紹介させていただきました。
次回はチョコレートについてご紹介予定です!
楽しみにお待ちください。
では。